2004年4月28日(水)16:19

ドイツ国民はEU憲法の国民投票を望む

ハンブルク(AFP)

ドイツ国民の過半数は、今まで規定のない国民投票を行って、自らEU憲法の承認を決定したい意向である。『シュテルン』誌の委託で世論調査機関フォルサが実施した調査によれば、国民の74パーセントはこの問題で国民投票を望んでおり、反対は19パーセント、分からないは7パーセントであった。

連邦レベルの国民投票一般については、賛成が84パーセントにのぼり、反対は13パーセント、分からないは3パーセントであった。ドイツでは国民投票は個々の州レベルでは認められているが、連邦レベルでは認められていない。

ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相(社会民主党)は先週、EU憲法を国民投票で問うことに対して反対の見解を繰り返した。しかし「議会の決定と国民の決定の関係を変更することは考えられる」。だが連邦議会でも連邦参議院でも、基本法を改正するために必要な三分の二の賛成がない、と発言した。

原題:Deutsche wollen Volksabstimmung zu EU-Verfassung




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